高野山・熊野を愛する百人の会

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活動報告

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2020.07.09

「蘇りの地、わかやま」キャンペーン開始~ポスター制作~

世の中を漂う沈滞ムードから抜け出し、新型コロナウイルス感染症拡大による影響からの回復を着実なものとするため、「蘇りの地、わかやま」キャンペーンを展開しています。

この度、標記ポスターを制作することとなり、『100人の会』メンバーで墨アーティストの海老原露巌氏に揮毫いただきました。



海老原氏によると、今回の題字「和」のコンセプトは「空海の再認識」ということで、空海が初めて世に出した著書「聾瞽指帰(ろうこしいき)」※に記された「和」をベースに臨書し、骨格をとり、新たなエッセンスを加え、現代に蘇らせた。「和」には空海魂が宿り、ポスター背景の海と空の上に表現することで、爽やかさや神秘感を統合し、表現できたとのこと。

海・山・川など天与の観光資源である自然に恵まれた本県は、長期間にわたる外出自粛などによる閉塞感からリフレッシュするための地としても最高のロケーションを有します。

県民のみなさまをはじめ、多くのお客様に楽しんでいただけるような特別な企画を順次打ち出していきますので、応援よろしくお願いします。

最後に題字を揮毫いただくにあたり、海老原氏には和歌山を視察いただきました。その際の写真をご紹介します。

※空海が大学を辞め仏門に入ることをおじ(阿刀大足・あとのおおたり)や親戚縁者に宣言するために著したとされています。