私が高野山に興味を持ち、高野山を訪れるようになったのは、和歌山県仁坂吉伸知事と同東京事務所次長日根かがり氏と知り合い、和歌山県の歴史と自然と文化遺産について多くの薫陶を得たことがきっかけです。最近では私が主宰する若手事業家の勉強会「島田村塾」の必修科目として、金剛峯寺はじめ偉大な仏教の有形無形の文化の遺産に接して学び、また由緒ある宿坊に泊まって御住職様の講話を伺うなど定期的に高野山を訪ねています。
高野山を訪ねると、日本人に混じって多くの西洋人の参拝者が増えていることに気がつきますが、弘法大師の築かれた日本仏教の高い理想と深い思想の文化的価値を世界の人々が真剣に学び始めている証左と思います。
高野山が一人でも多くの人々に理解され、人類と地球社会の永続のために貢献し続けていくことを祈りたいと思います。