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メンバー紹介
書家
柏木 白光さん
書道家の三代目として、5歳から書の道に入る。
1988年史上最年少で毎日女流展グランプリ受賞、審査員に就任。海外での文字研究を通じ、世界の文字の精神性、宗教性を学ぶ。日本、そして海外の聖地を巡り、その場所場所で土地のエネルギーを受けながら作品を創作。
子供たちの国際交流書道展「翔夢」を主催。
東日本大震災復興支援プロジェクト等のボランティア活動に取り組む。2009年から、熊野古道をテーマに、和歌山県を中心に聖地を巡り、日本の伝統、精神性を表現した創作活動を行っている。
空海が開山した密教の「高野山」、修験道の「吉野・大峯山」、日本古来の神々のすむ「伊勢・熊野」、それらと民草の生活する世俗を繋ぎ、幾世代にも渡り祈りを運ぶ道、「参詣道」。まさに「天」とみなされた山岳霊場と、世俗界の「地」をつなぐ場こそが、紀伊半島でありました。私は、十年の歳月をかけて、先人が聖なる世界への思いを馳せた道を自分の足で歩き、一つひとつの「場」にまつわる故事を調べあげ、先人が築き上げた、思想、信仰、歴史、文化的伝統を学び、作品を創作して参りました。神仏習合の霊場として太古の昔から現在にいたるまで、日本人の憧れであり、畏れ敬う聖地・熊野をこれからも歩き続けたいと思っております。
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