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メンバー紹介
がんこフードサービス株式会社代表取締役 会長
小嶋 淳司さん
1935(昭和10)年、和歌山県生まれ。和歌山県立田辺高校在学中に、家業である雑貨店を切り盛りし、母をたすける。同志社大学経済学部卒業。
1963(昭和38)年、大阪・十三に、わずか4坪半の寿司屋「がんこ寿司」を出店。
1969(昭和44)年には法人設立、社長に就任。
現在の「がんこフードサービス株式会社」の礎を築くとともに、外食産業の革新者として業界を牽引。
2005(平成17)年、会長に就任。
いまなお、日本の食文化の継承と発展に尽力し続けている。
日本にある世界遺産の中に「紀伊山地の霊場と参詣道」があります。
和歌山県・奈良県・三重県にまたがる壮大な文化的景観で、高野山と熊野三山は、吉野・大峰と合わせて三大霊場と呼ばれますが、高野参詣道や熊野古道といった「道」あるいは「修験道」までもが世界遺産なんです。
かたちのない精神や文化にまで踏み込み、かたちのある景観として示すわけですから、とても意味深いことだと思います。
まさしく日本の誇り。和歌山県に生まれた私にとっては格別に嬉しく、有り難い。日本にあって世界に通用する、誇りを持てる、歓迎される。
このことはユネスコの無形文化遺産である「和食;日本人の伝統的な食文化」にもぴったり当てはまるように思います。
生まれ故郷を愛し、高野山・熊野を愛し、そして一生の仕事である和食という日本の食文化を愛しています。しかし、それだけではいかんのです。まもり抜く、愛し抜くこと。それが大事なんです。
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