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メンバー紹介
作家・大阪芸術大学教授
有𠮷 玉青さん
東京生まれ。1990年、東京大学大学院在学中に上梓した、母・佐和子との日々を綴った『身がわり』で坪田譲治文学賞を受賞。1992年、ニューヨーク大学大学院演劇学科を修了。著書に『キャベツの新生活』『雛を包む』『ぼくたちはきっとすごい大人になる』『恋するフェルメール』『美しき一日の終わり』『ソボちゃん』など多数。映画評、舞踊劇台本なども手がける。
高野山のすがすがしさ!
空海が開いた山は、いい風が心身を通り抜け、行くたびに身も心も浄められる思いです。
高野山に行く折には、九度山の慈尊院におまいりします。母の小説『紀ノ川』にも出てくるこのお寺は、かつて女人禁制だった高野山に入れなかった空海のお母様がいらしたところ。空海は月に九度、お母様に会いに山を下りてこられたと伝えられています。
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