高野山・熊野を愛する百人の会

100Members

メンバー紹介

高野町金剛三昧院 住職

久利 康暢さん

Profile

中学、高校時代を全寮制のキリスト教の男子校で育ち、仏教と違った宗教観を学ぶ。大学に入り日本仏教を主に専攻し、自分の中では自分が小さい時から身近に感じていた真言宗により強い興味を抱き、寺の跡を継ぐことにする。寺に帰り、大学院で真言宗を学び直し、副住職として勤めるうちに、人を救済する方法の一つとして阿字観という真言宗の瞑想法を行い、多くの人と接し自分の行う道とは何かと考えるようになった。

高野山に生まれるよろこび

この度は高野山、熊野を愛する100人の会の一人に選んで頂き誠にありがとうございます。
高野山でうまれた僕は、小さい時はここが「特別な所」という意識を持たず遊び回っていました。中学、高校で高野山や自分の寺の名前が出てきた時、僕はスゴい所で生まれ育ったんだと感じました。
年齢を重ねて高野山に帰ってきた時、見えない何かに包みこまれた様な気持ちになり、暖かく迎えられた高野山に、より感謝の念を抱くようになりました。
熊野が世界遺産登録を受けた翌年の春、知人と小辺路を歩いて本宮大社まで赴き、さらに速玉、那智と巡り、熊野の雄大さを感じました。
これからもこの世界遺産を守るべく、後世の人に素晴らしい場所ということをアピールしていきたいです。

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