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メンバー紹介
サントリーホールディングス(株)代表取締役副会長
鳥井 信吾さん
昭和28年生まれ。
ウイスキー、ビール、ワインの美味しさは科学では捉えられない神秘だ。最近、スコットランドのウイスキー、ドイツのビール、フランスのワインを「旅」した。何度も訪れた場所だが、新しい発見・学びがある。つくづく酒は文化の産物だと感じる。その地の文化を再発見し、発展させる。若い人達にはぜひ挑戦してもらいたい。
サントリーは公益法人である文化財団、芸術財団、生命科学財団の他、社会福祉法人邦寿会、学校法人雲雀丘学園など、文化・社会貢献活動を行っている。会社の事業も社会貢献も、まず現実を見て、知り、掴むこと、すなわち「自ら歩く旅」、「心の旅」が重要。是非「旅」を。和歌山へ、高野山へ、熊野へ・・・。
高野山・熊野は、歴史、自然、風土と宗教体験が一体化している地で、他に類を見ません。
和歌山の魅力は、まず食べ物が美味しいこと。黒潮に育まれた海の幸には事欠きません。さらに和歌山の豊かな森が、澄み渡る清流を生み、鮎は名産で、みかん、柿、梅など山の幸も豊富。めはり寿司も絶品です。
熊野は、歌舞伎や浄瑠璃で有名な小栗判官が体を治して心身が再生し、蘇ったという伝説が息づく超自然的パワースポットでもあります。
「わが心空の如く、わが心海の如く」「生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終わりに冥し」と自らの心境を語り空海弘法大師がひらいた高野山。海外から多くの人が宿坊を訪れています。
南方熊楠、華岡青州、陸奥宗光、松下幸之助など多くの偉人を生んだ和歌山の大地、高野山・熊野にきて、その息吹を感じて下さい。
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