高野山・熊野を愛する百人の会

100Members

メンバー紹介

書家

紫舟さん

Profile

日本の伝統文化である、「書」を、絵、彫刻、メディアアートへと昇華させ、文字に内包される感情や理を引き出し、日本の思想や文化を世界に発信している。
上皇上皇后両殿下が『紫舟』展に行幸啓され、紫舟は拝謁の彌榮を賜り自ら作品をご案内。
ルーブル美術館地下会場で開催されたフランス国民美術協会展にて、金賞と最高位金賞を日本人初のダブル受賞。翌年同展の「主賓招待アーティスト」に選出される。横山大観以来の快挙。
ミラノ国際博覧会にて日本館のエントランス展示を手掛け、同館は展示デザイン部門で金賞を受賞。

久遠(くおん)の地

書の目指すところは、書き上げた書から、その言葉の恩恵や力が溢れ出るような書。そのため、食事を精進にし、都会を離れ不便な地で筆先だけに集中し書を書く。
御大師様の動き出すようなその書と、真理を学びに、久遠の地「高野山」に今年二度訪れた。先はまだ遠い、御大師様のような書をかける書家になりたい。
空海様を書にするならば、「久遠寂定」。
その境地に現世でたどり着けそうにはないけれど、努力することはできると信じている。

メンバー一覧へ

more Members