高野山・熊野を愛する百人の会

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メンバー紹介

株式会社クレストンホーム代表取締役会長

塩地 隆三さん

Profile

和歌山県田辺市出身。
田辺高校・近畿大学を卒業後、公務員を経て名古屋に出る。三大都市の一角を占める名古屋の田園都市の風情に将来の発展性を見い出す。昭和51年1月、「住まいを通じて豊かな社会づくり」を目指し、起業。事業運営の傍ら、南山大学大学院ビジネス専攻にてMBA取得。
住宅の建築・設計施工・分譲・賃貸ビル運営の会社を経営する等、都市の再生・開発・活性化に携わって43年。
故郷への思いは人一倍強く、年2回の帰省と墓参りは欠かさない。
会社の社内旅行には、熊野旅行を取り入れたりして、熊野三山参拝、瀞狭めぐりなどで和歌山のPRをする。
一方、今年で創立115年の歴史を持つ「東海和歌山県人会」会長として活躍する中、
「わかやまを愛する会」を創設し、和歌山にゆかりのある人やファンの開拓により、県人会の持続的発展に注力している。
又、「愛知ふるさと大使」として、愛知県、名古屋と和歌山を結ぶ
絆の強化に向け積極的な活動に尽力している。

熊野、甦りの聖地に触れて感動を!

熊野・高野山の世界遺産登録15周年おめでとうございます。
紀伊半島の大部分を占める、木々の鬱蒼と生い茂る熊野の山地。古代より神々の宿る聖地として崇められてきた熊野三山は、平安時代の白河上皇をはじめ、貴族、庶民に至るまであらゆる階層から多くの信仰を集めてきた歴史をもっています。
三山の一つ熊野那智大社は、標高330mに位置し、467段の階段を上った高所の社殿から麓を見下すと、遠く那智の滝の瀑布がたなびいて見え、まるで天空の聖域に包まれている錯覚を覚えさせてくれます。
更に熊野本宮大社では、鬱蒼とした杉の大木の中の、158段の石段を上ると、目の前に古式ゆかしい荘厳な社殿があらわれて、悠久の歴史の中に誘ってくれます。
古代より古人(いにしえびと)が熊野にあこがれ、救いを求め、そして甦りを願ってきた心と感動と神々しさに触れるのもこの瞬間です。
15周年のいま、あらためて世界遺産に登録された意義に思いを寄せ、その奥深い価値を考えながら神殿を参拝するのも、大切な事ではないでしょうか。

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